海水魚の水槽を選ぶ際の注意点

水槽はガラスにするか、アクリルにするべきか?

 

 

水槽の素材は、一般にガラスとアクリルに分かれます。さて、どちらを選べばいいのか、とくに海水魚を飼うのが初めてのビギナーには迷うところでしょう。

 

 

材質ごとの特徴を要約すると、アクリル水槽=キズがつきやすいが軽くてじょうぶです。初心者や、水槽内にサンゴや小岩をレイアウトしてみたいひとにはおすすめです。

 

 

総ガラス水槽=キズには強いが、ひびが入るとそこから一気に割れる危険性もあります。海水魚以外にとくに水槽内になにも入れずスタイリッシュなスタイルにしたいひと、あるいは水槽の外壁面のキズを気にするひとにはいいでしょう。

 

 

60㎝までの大きさであれば、アクリル水槽、ガラス水槽のどちらでも好みで選んで問題はありません。ですが90㎝以上の大型水槽の場合は、アクリル水槽のほうが、透明度や壁面の柔軟性などの面から扱いやすいといえます。

 

 

ガラス水槽はクールですが割れたときがたいへんで、大型になるとそれこそ部屋が大惨事になってしまいます。ビギナーは手始めにアクリル水槽を購入したほうが無難でしょうね。

 

 

海水魚の飼い方に慣れ、水槽の手入れやメンテナンスも熟練していったらカッコいい総ガラスの水槽にチェンジするのもひとつの考えかたです。