海水魚の水槽を選ぶ際の注意点

きちんとしたフィルターを水槽につけること

 

 

誰でも最初、なにも知らずに海水魚を飼いはじめる場合、水槽をはじめ必要な設備は安売りの淡水魚用60㎝水槽セットを買ってしまい、失敗することがほとんどです。泣きをみないために、前述の要領で水槽やふたを選び、さらにフィルターもきちんと装着させてください。

 

 

代表的なフィルター形式は、おもに3種類あります。「上部フィルター」=水槽上部へ載せるボックス型(最近の水槽セットに多いタイプ)です。「底面フィルター」=水槽底面に敷設される板状プラスチック成形品の上に、サンゴ砂を敷き詰めて濾過するフィルターです。「外部フィルター」=水槽内や水槽上に設置せず、ホースで水槽から海水を循環させるポンプ一体型。

 

 

ドライ、ウエット、もしくは両タイプの中間が選択可能で、傾向としてドライ方式の場合はpHがやや高めになるようです。90㎝水槽では、底面吹き上げ+外部濾過(ウエット)フィルター、60㎝のオーバーフロー水槽では間欠式上部濾過(殺菌灯内蔵)+底面吸い込み濾過フィルターなど、これはフィルター使用の実例ですがそれぞれ水槽の大きさや飼育している海水魚の数によってフィルターを使い分けているようです。判断に困ったら、専門店のスタッフに気軽に相談してみましょう。