水槽のサイズは、なにを目安に決めるべきか?
初めて海水魚を飼育する場合、最初に悩むのが水槽の材質とともに大きさです。これは自分がどんな魚を何匹飼いたいか、また予算や設置スペースの広さなどによって決まっていきます。
また、もうひとつの注意点が可能なメンテナンス回数。たとえば仕事の都合などで週1の水槽メンテはムリというようなひとには、小型水槽(30㎝×45㎝)ではなく中型水槽(60㎝×90㎝)がおすすめです。なぜなら中型のほうがメンテ間隔が長くてもよく、そのわりに水質の安定が可能であるからです。
ただしだからといって飼育が楽になるという意味ではなく、1回の海水交換量や水槽をそうじをする面積は倍増するわけで、それなりの苦労はあることを認識しておいてくださいね。
初心者の場合、とくに指摘できることは、水槽を購入しいざ海水魚を放してみても魚たちの状態が落ち着かず、本来の“観賞する”喜びが味わえずに途方に暮れてしまうケースがままあることです。
魚と長くつき合っていけるのであれば水槽のサイズにこだわる必要はありませんが、水槽内の魚たちがふつうに快適に生きていける環境がたいせつです。そのため、条件が許せば60㎝×90㎝の水槽を用意してあげることをおすすめします。