海水魚の水槽を選ぶ際の注意点

水槽の設置台やふたなど、必要なアイテムは?

 

 

もし、すでに部屋に置いてあるチェストやデスクの上に水槽をセッティングするのであれば、必ず水槽の全重量を試算することを忘れずに。たとえば60㎝×30㎝×36㎝の規格水槽に通常の水を入れ、水槽自体の重量を合算すると約70kg以上もの重さになります。水槽を置こうとする家具が、その重量に耐えられるかどうかをきちんと確認しましょう。

 

 

設置代を新たに購入するなら、見栄えと強度、プライスから考慮して、木製の組み立てスタンドかスチール製スタンドのどちらかの選択となるでしょう。とくにスチール製スタンドは意外とハイプライスで高い買い物にはちがいありませんが、長い目で見ればリッパな設備投資だといえます。

 

 

安物買いの銭失いは避けたいし、台がヤワで水槽が割れてしまっては元も子もなくなによりかわいい海水魚たちがかわいそうです。

 

 

水槽のふたはガラス製が一般的です。アクリル製は薄いと反りやすく、厚いと重くなるので不便。最近は格子状のふたも売られていますので、使い勝手がよく密閉する必要がないのであれば検討の余地はありですね。ただしふたは水槽内の海水からどうしても引きおこされてしまう塩害による漏電や、金属腐食の予防に不可欠です。